母乳いつまでが理想


授乳終了の時期は人により異なる為、悩むお母さんも多いでしょう。

3歳を超えて授乳されている方もいますし、1歳で断乳される方もいます。いつまで与えるのが、理想なのかなーなんて考えたことはありませんか?

そこで、今回は、母乳はいつまで与えるのが理想なのか、どんなメリットがあるのかを調べました。

あなたの育児計画の参考になれば嬉しいです!


母乳のメリットって一体なに?

母乳がいいってことは、なんとなく分かるのですが、そもそも母乳を与えることに、どんなメリットがあるのでしょうか?

具体的に、どんないいことがあるのかを、赤ちゃんとお母さんにとってそれぞれの視点からメリットをお話していきます。


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赤ちゃんにとってのメリット!

  • 病気の予防と回復、病気の重症化を防ぐ
  • 母乳には、IgA(免疫グロブリン)が豊富です。

    「母乳は、免疫が含まれている」と、よく聞くとおもいます。その免疫になるのが、このIgAです。

    IgAは、赤ちゃんの体内でウイルスや真菌と結合して、増殖するのを防ぎます。簡単に言うとウイルスをやっつけるという事です(*^。^*)

    この成分のおかげで、病気になりにくいカラダにおおいに役立っています。


    そして、母乳には他にも、たんぱく質、乳糖(炭水化物)、カルシウム・リン・マグネシウム・鉄分などの栄養素も豊富に含まれています。どれも丈夫で元気なカラダをつくる上で、欠かせない栄養ですね!

  • 肥満の予防
  • 母乳に含まれるレプチンは、赤ちゃんの体内で脂肪細胞を増やさないように働きかけてくれます。

    肥満になりにくいカラダを作る、手助けをしてくれます。

  • 顎が発達する
  • 実は、哺乳瓶でミルクを飲むよりも、母乳の方が、子供は舌や顎を使って飲みます

    毎日、母乳を飲む事で、顎が鍛えられるんですね。また、離乳食を食べる際にも、飲み込むことが上手になります。



ママにとってのメリット!

  • ホルモンによってリラックス効果がある
  • 赤ちゃんに母乳を与える事によって、脳からはオキシトシンというホルモンが分泌されます。じつは、これは癒しのホルモンともいわれるもの(*^。^*)

    母乳をあたえているとき、なんとなーく、落ち着くというか、眠くなるというか・・・幸せな気分になって癒されると思いますが、それはまさに、ホルモンが分泌されている証拠です!

    しかも、このホルモンがでると、産後のマタニティーブルー(産後うつ)にも、かかりにくくなると言われています。

  • 母乳を出すことでダイエットに
  • 「産後は母乳でやせる」なんて、よく聞くと思います。

    じつは、母乳を与えるだけで、1日に500kcalも消費するんですよ(;゚Д゚)!

    また、すこしでも栄養のある良質の母乳を赤ちゃんに与えようとするので、自然と健康的な食生活を心がけますよね。

    スナック菓子やチョコも母乳に影響すると言われているので、過剰に摂取することを避けますはずです(笑)

    どうですか?そうなると、自然にダイエットへつながりますよね。

    その他にも、赤ちゃんに安心感を与えることができ、ミルク代が掛からないので経済的にも助かりますよ!





平均的に断乳・卒乳はいつ頃が理想なの?

母乳には、メリットがたくさんあることがわかりますよね。では、いつごろまで母乳を与えるのが理想なのでしょうか。

この「いつまで」について、悩むお母さんが一番多いですね。

いろんな育児雑誌をみたけど、それぞれ違うこと書いてある!!これでは、どれが一番いい方法なのかわかりませんよね(;´Д`)

ちなみに、日本小児科学会では、2歳以降までは授乳するように勧めています

ただ、日本では昔から1歳で断乳するように指導していた歴史があり、今でも2歳前に母乳をやめる人が多いようです。

もちろん、いまは女性の社会進出が増えていますので、なかなか母乳育児を進めていけないお母さんが多いのも事実です。


しかし、できるなら子供が自然におっぱい卒業できるまで、待ってあげてくださいね。あなたが思っている以上に、「お母さんのおっぱい」は、子供の精神安定剤のようなものです。

子供が安心できるようならば、与えて悪いことはないので、自然に卒乳するまで飲ませるのが理想だと思います!




子供が欲しがるまで母乳を与えるその影響は?

母乳のいいところは述べてきたとおりですが、子供が欲しがるだけ与えていると、どんな変化があるのかをまとめてみました。

母乳で知能が高くなる

こんな調査結果があります。2015年8月に発表された医学雑誌ランセットという調査です。

この調査では、1年以上母乳で育てられた子供は、1カ月間のみと比べて学力テストが高得点という結果がでています。

さらに、仕事をするようになると、収入がより多いという事が明らかになったと発表。


母乳に知能を高める効果があるのでしょうか?それには、母乳の成分が関係しています。

じつは、脳を発達させるのは、ドコサヘキサエン酸という成分が、母乳に含まれているのです。

この成分は魚にも含まれています。特に青魚に良く含まれているのですが、これが母乳にも豊富に含まれているんですね(*^。^*)


母乳育児が、子供の知能にも影響しているのは驚きですが、母乳を与えている授乳によってあなたとのスキンシップにも、脳にとっていいホルモンが出ているのですよ!

あなたにも嬉しい効果が!あの病気になりにくくなる!

女性が年を取る誰もが悩むのが更年期障害・・・でも、母乳育児を続けていた女性に、こんなうれしい研究結果が!!!

その研究とは、50歳前後の女性の母乳育児期間と更年期障害との関係を研究したものです。

なんとその研究では、1年以上母乳育児を続けた人は、主にミルクで子育てした人よりも、更年期症状になる可能性が低いという結果が出たのです(*^。^*)

もっと驚く結果は、3年以上おっぱいを続けた人は、特に更年期症状が低かったのです。

症状があっても日常生活に注意する程度です。なぜ母乳を与える事で、更年期症状の発生が起きにくくなるのでしょう?


それは、長期の授乳による無月経期間の長さが影響しています。

妊娠中の約10ヶ月はもちろんですが、授乳していると、月経はしばらく来ません。もちろん個人差がありますが、なかには母乳を辞めるまで生理が来ないという人もいます。

無月経の期間、子宮と卵巣はゆっくり休むことができます。これは、更年期の卵巣低下と似たような状態を体験することになるんですね。

排卵していない、または、排卵をおさえている状態で、お母さんの体のホルモンバランスを整えてくれているんですよ。


最後に

こうしてみると、母乳は子供にも母親にも、本当に良いことだらけですね。

もちろん、仕事などで止む終えず断乳することは仕方ないことですが、なるべく長く授乳することをおすすめします。

子供が自然に「いらない」と、飲まなくなるまで待ってみてください。